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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス [外国映画]

 サリー・ホーキンスは今までも、色々な映画の脇役として、上手い役者さんだと思っていましたが、それほど魅力を感じたことはなかったんです。けれども「シェイプ・オブ・ウォーター」を観て、これはすごい人だと改めて思い、また女性としても素敵だと気付きました。


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 「しあわせの絵の具」はカナダでもっとも愛されたフォークアート画家モード・ルイスの夫婦愛の物語をサリー・ホーキンスとイーサン・ホークの共演で映画化した作品。
 リウマチのために手足が不自由で孤独な人生を送っていたモード(サリー・ホーキンス)が、粗野で無愛想な男性エベレット(イーサン・ホーク)と出会い、絵を描くことで二人して幸せな夫婦生活を築いていく様子が描かれる。


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 イーサン・ホーク(ちょっと顔がコワイ?)とサリー・ホーキンス


 カナダ東部のノバスコシア州。子供のころから重度のリウマチで手足が不自由だったモード・ルイスは、叔母と暮らしていたが、家の中が汚れるという理由で、叔母から絵を描くことを禁じられる。そのことがモードに独り立ちすることを決心させる。そして彼女はある店で家政婦募集のビラを目にし、住み込みで働く決心をする。


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 募集先の家へ行ってみると、そこは町はずれの小さな家で、独り暮らしのエベレット(イーサン・ホーク)が住んでいた。孤児院育ちで無骨な彼は、やさしい言葉ひとつかけないが、モードはようやく叔母の束縛から逃れられたので、ここで働くことを決心する。そして家事の合間に、家の中に絵を描き始める。


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 紆余曲折はあったものの、エベレットもモードの優しさに段々惹かれていき、二人は結婚式をあげるのだった。


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 エベレットは魚の行商を営んでいたが、ある日顧客のサンドラ(カリ・マチェット)という女性が、頼んでいた魚が届かないとクレームを言いにモードとエベレットの家を訪ねてくる。サンドラは美術関係の仕事をしている人だった。そこで彼女はモードが家中に描いた絵を観て、彼女の才能を見出し絵の制作を依頼するのだった。


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 モード・ルイスご本人と二人の家


 そしてモードの絵は少しづつ売れ始めるが、二人は小さな家に住み続けた。そのころにはエベレットが家事をするようになる。こうして二人は夫婦仲良くつつましく暮らしていくのだった。

 モードは全く正規の美術教育を受けたこともなく絵の描き方を学んだこともなかった。作風は素朴で、彼女が愛した土地の風景、動物、植物が描かれている。住んでいた家全体が、モードの作品で、扉、雨戸、壁、外壁、ティーポットなどに描かれた絵がすばらしい。作品や二人の家は、現在はノバスコシア美術館に展示されているとのことだ。次の2枚は彼女の作品。

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 最後にモードとエベレットの実写フィルムがほんの少し見られるが、二人とも笑顔で楽しそうに家の中にいた。

 モード・ルイスは不幸な人生を歩みながらも、心の美しさ、優しさを失わなかった人なのだと思う。そしてそれが主人のエベレットも幸福にしていったのだ。二人とも世間的には貧しい暮らしながら、夫婦として仲良く幸せに暮らした。愛情こそが、最も大事なものだということ教えられた気がした。

 サリー・ホーキンスとイーサン・ホークという名優二人によっていい作品ができあがったとおもう。本物のモード・ルイスの映像を観たとき、サリーの演じたモードとあまりにも似ていたので驚いた。やはりサリー・ホーキンスの演技は職人芸といってもいいようなものだと思いました。すごい女優さんです。これからは彼女の過去の作品を観てみたいと思っています。


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 ノバスコシア美術館に展示されているモードとエベレットの家


原題:MAUDIE  監督:アシュリング・ウォルシュ  出演:サリー・ホーキンス、 
イーサン・ホーク、 カリ・マチェット、 ガブリエル・ローズ
2016年 カナダ・アイルランド




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空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎 [外国映画]

 この映画の原題は、「妖猫傳」(LEGEND OF THE DEMON CAT)です。空海と白楽天と楊貴妃の物語ですが、そこに黒い猫が絡んできます。CGで作った猫なんですが、怖いんですよ。魔の猫なんです。なぜ猫が魔物になってしまったのか、それも楊貴妃の死の謎と大いに関係があるのです。


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 7世紀の唐の都・長安。そこは活気にあふれ、人々は生き生きと生活していた。そこに、遣唐使として日本から苦難の船旅を経てやってきた、若き日の空海(染谷将太)がいた。彼は密教の教えを全て会得しようとしていた。そんなおり、彼は白楽天(ホアン・シュアン)と出会う。そして彼らは時の権力者が次々と何者かに殺されるという事件に遭遇し、そのなぞ解きに乗り出すのだった。


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  白楽天(ホアン・シュアン)と空海(染谷将太)


 二人が調べを進めると、黒い妖猫に出会う。そしてその猫は、かつて玄宗皇帝(チャン・ルーイー)の寵愛を一身に受けた絶世の美女・楊貴妃(チャン・ロンロン)と関係があることがわかってくる。
 

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 楊貴妃(チャン・ロンロン) 美しいですね。


 昔、玄宗皇帝は楊貴妃のために、豪華絢爛な宴を催した。そこには色々な要人が招待され、その中に楊貴妃を恋い慕う阿倍仲麻呂(阿部寛)の姿があった。そして幾多の芸人が様々な踊りや芸や妖術を披露するのだった。
 

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 阿倍仲麻呂(阿部寛) 映画の中では、阿倍仲麻呂が楊貴妃に恋をしたため、日本に帰れなくなったということになっています。
 

 妖術によって、その宴の幻影を観た空海と白楽天は、その屋敷跡を訪ねるが、そこは廃墟と化していた。


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 さて、楊貴妃はなぜ死んだのか。そして、その死の真相はいかに……。

 とにかく唐の都長安のセットがすごかったです。セットからセットへは車でないと移動できないほどだったそう。それから、中国人俳優さん達の踊りや曲芸は目を見張るほどでした。

 でも、演技はやはり日本人俳優がすばらしかったように思います。白楽天は大詩人なのだから、いくら若くても詩人らしい陰があったらなと思いました。特に染谷将太の空海がよかったです。この人は若いけれども今までに色々な賞を取っているのですね。私はあまり若者の映画を観ないので、今まで知りませんでした。これからは日本映画の若い俳優さんにも注目していきたいです。

 それから、阿部寛、火野正平、松坂慶子もベテランらしく、いい味を出していました。

 ファンタジーとしては大成功でしょうね。なかなか面白い映画でした。VFXもすばらしかったです。スクリーンで観るのが楽しいと思います。


原題:妖猫傳(LEGEND OF THE DEMON CAT) 監督:チェン・カイコー「さらば、わが愛/覇王別姫」  原作:夢枕獏「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
VFXスーパーバイザー:石井教雄

出演:染谷将太、 ホアン・シュアン、 チャン・ロンロン、 日野正平、 松坂慶子、 阿部寛
チャン・ルーイーetc.
2018年 日本/中国



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東京旅行2 ビュールレ・コレクション(国立新美術館) [アート・カルチャー]

 次の日は国立新美術館の「ビュールレ・コレクション」を観に行ってきました。今回は地下鉄千代田線乃木坂駅から行ってみたら、すぐでした! 

 スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)は、主に17世紀オランダ絵画から20世紀の近代絵画に至る作品を集めました。中でも印象派・ポスト印象派の作品は傑作が揃い、そのコレクションの質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。彼は武器商人として財を成し、それを絵画のコレクションに注ぎ込みました。(チラシ&サイトより)


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 コレクションはチューリヒ湖そばにある瀟酒なビュールレの自邸に飾られていました。彼の死後遺族が、長年暮らしたチューリヒに財団を設立し、作品を自邸の隣の邸宅に移し、1960年から個人美術館としてオープンさせました。ところが、盗難事件があり、今度新館が建てられるチューリヒ美術館に移管されることになったということです。それが完成するまでのあいだ、このコレクションは各国に貸し出される予定とのことです。この展覧会がすごいのは、コレクションの約半数は日本初公開の作品だからです。


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 ルノワール 「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」
 絵画史上最も有名な少女像ともいわれる作品です。いつまでも観ていたい、という人が多いので、すごい人だかりでした。


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 セザンヌ 「赤いチョッキの少年」
 セザンヌの肖像画の中で一番有名な絵だそうです。


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 モネ 「睡蓮の池、緑の反映」
 モネの大回顧展がチューリヒで開催されたときに、ビュールレがモネの遺族から購入したのだそうです。スイス国外に初めて貸し出されることになった4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作。撮影OKでしたので、自分でも撮ってみました。

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 アングル 「アングル夫人の肖像」(日本初)
 アングルの奥様、なんてきれいな人なんでしょう。見惚れますね。


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 ルノワール 「アルフレッド・シスレーの肖像」(日本初)
 ルノワールによるシスレーの肖像というだけですごいと思いました。


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 アントーニオ・カナール(カナレット)「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」(ヴェネツィア)
 明るく輝く水と細かい描写が美しいです。


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 モネ 「陽を浴びるウオータールー橋」(ロンドン)(日本初)
 モネはターナーの作品に感銘を受けたそうです。光にあふれていますが、霧がかっているところがロンドンですね。


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 ドラクロワ 「モロッコのスルタン」(日本初)
 1832年 ドラクロワはフランスの使節団によるモロッコ訪問に随行し、同国のスルタンに謁見したそうです。異国情緒漂う絵です。いい絵ですね。


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 ピサロ 「ル-ヴシエンヌの雪道」(日本初)
 普仏戦争前の平和な日常風景。こういう景色は実際にはもう見られないでしょうね。


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 シスレー 「ハンプトン・コートのレガッタ」(日本初)
 夏場のボート遊び。いかにもイギリスという風景。


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 モネ 「ジヴェルニーのモネの庭」
 モネは、なくなるまでの43年間ジヴェルニーに住み続けました。


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 マネ 「ベルヴェの庭の隅」(日本初)
 モネとマネの絵はかなりタッチがちうがうのが、2枚を比べてみてよくわかりました。


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 ドガ 「リュドヴィック・ルピック伯爵とその娘たち」


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 ルノワール 「泉」 (日本初)
 65歳のルノワールの作品で、リウマチで苦しんでいたとは思えないみずみずしさですね。


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 セザンヌ 「自画像」 (日本初)


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 セザンヌ 「庭師ヴァリエ(老庭師)」 (日本初)
 ヴァリエは最後のモデルで、この絵は未完だそうです。


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 ゴッホ 「花咲くマロニエの枝」
 なんてきれいな色なんでしょう。それに背景のブルーが細かく絵がかれ、白い花が印象的に見えます。


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 ゴッホ 「日没に種まく人」
 構図といい、すばらしいの一言です。


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 ゴーギャン 「贈りもの」 (日本初)
 

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 ロートレック 「コンフェッティ」 (日本初)
 コンフェッティはカーニバルの時に使用される紙吹雪のことだそうです。


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 ブラック 「ヴァイオリニスト」
 なるほど、ブラックの目を通すと、ヴァイオリニストはこんな風にみえるのですね。


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 ピカソ 「花とレモンのある静物」 (日本初)
 いい絵ですね。レモンの黄色が鮮やかで、絵を引き立てていると思います。


 この後美術館のB1にある「カフェテリア カレ」でお食事しました。

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 この日はかなりの寒さだったせいか、人が少なかったので、お料理も大盛りで出てきたので、びっくりしました。(*_*; これはドラクロアが最も大きな影響をうけた「モロッコ」の名物料理だそうです。クスクスと牛肉の煮込みがよく合って、とっても美味でした。@1200円です。




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シェイプ・オブ・ウォーター [外国映画]

 久々の映画は「シェイプ・オブ・ウォーター」、ギレルモ・デル・トロ監督です。第90回アカデミー賞監督賞と作品賞のダブル受賞はすごいですね。快挙です!これに先立ち、ベネチア国際映画祭でも金獅子賞を受賞しています。


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 政府の極秘研究所で掃除婦をしているイライザ(サリー・ホーキンス)は、ある日掃除をしているときに、水槽に居たアマゾンの奥地から運ばれた“クリーチャー”(半魚人)に出会う。言葉を話せないイライザは、一目で気に入ったクリーチャーに食料を運んだり、音楽をきかせたりしているうちに心が通じ合う。しかし、冷酷な軍人ストリックランド(マイケル・シャノン)は容赦なく“彼”を虐待し、果ては生体解剖を提案する。一方で、背後では熾烈な宇宙開発競争でアメリカと争うソ連がのスパイが動く。イライザは無謀にも“彼”を救出すると心に決めるのだが……。


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 イライザ(サリー・ホーキンス)とゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)

 口のきけないイライザは、お隣のゲイで売れない画家ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)と親しくしている。一方黒人の同僚ゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)もイライザの通訳係のような存在で、いつも上司にイライザの手話を翻訳して伝えるのだ。この3人の演技の上手さは小気味よいぐらいだった。オクタヴィア・スペンサーは「ドリーム」にも出演してましたね。


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 さて、イライザはなぜ、プールのふちにゆで卵をたくさん並べているのでしょうか。それはグロテスクともいえるクリーチャーを気に入ってしまったから、彼に食べ物をあげているのだ。というのもクリーチャーはかなり知性があり、彼女の言いたいことや「卵」という言葉も理解する。彼女は話せない人間なので、クリーチャーと心と心で通じ合ったのである。


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 デル・トロは小さいころ「大アマゾンの半魚人」(54)をみて、映画はもとより、奇怪でユーモラスなギルマン(半魚人)の形姿をとても気に入ったそうだ。それがこの映画に生かされたのだろろうと評論家は分析している。

 この作品の原題は「水の形態」(THE SHAPE OF WATER)で、この映画のすばらしい魅力もいくつかの水中撮影シーンだと思う。クリーチャーを助け出し、自宅の浴槽にかくまうイライザは、ますます"彼"に心惹かれていく。そして浴槽のある部屋全体を、ドアの下の隙間にタオルをギューギュー詰めにして水で満たし、彼(クリーチャー)とに抱き合うシーンは幻想的でとても美しい。


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   ストリックランドとイライザとゼルダ 


 だが、残忍きわまりない狂気に満ちた軍人ストリックランド(マイケル・シャノン)がとうとうイライザの家を突き止め、捜しに来る。この男はこの時代の典型的は中産階級で、家には美人の奥さんとかわいい子供たちがいる。それにキャデラックに乗っている。(彼がキャデラックを買いに行く場面は、すばらしいレトロなキャデラックがたくさん観られる)それなのに、自分の出世のためには人間や生き物を痛めつけても何とも思わない男なのだ。まるでナチの将校のようである。

 ストリックランドはイライザとジャイルズがクリーチャーを海に逃がしにいったことに感づいて後を追い、あげくの果てに海までやってくる。愛し合うイライザとクリーチャーの運命は……。


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 サリー・ホーキンス(42歳)の演技の上手さとヌードの美しさに驚いた。かなりの年をとっても、役柄によりこうして自分の裸体をさらすのが女優なんだなと思った。スタイルを維持するのは、並大抵の努力ではできないことだ。彼女にアカデミー賞主演女優賞をあげたかった。

 デル・トロの描くファンタジーはいつも残酷さがつきものだ。(「パンズラビリンス」しかり)この「悪」の存在ゆえに、良きもの美しい心がとても際立って、観客の心を虜にするのではないかと思った。やはり観る価値のある作品ではないだろうか。

原題:THE SHAPE OF WATER 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:サリー・ホーキンス
マイケル・シャノン、 リチャード・ジェンキンス、 オクタヴィア・スペンサー、
ダグ・ジョーンズ(クリーチャー)
2017年 アメリカ






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東京旅行1(2018.3月) [日記・雑感]

 2月17日夜中頃から熱が出てきて、朝には38.8℃まであがったので、休日救急診療所へ行きました。インフルエンザと診断されて、タミフルと解熱剤で1日で熱は下がりました。私は子供のころかかったきりだったので、自分はかからないと思い込んでたんです。甘かったです。5日間外出禁止で、ずっと家に居いました。が、やることはたくさんあるので、それを片付けたり平昌オリンピックをみたりして、まったく退屈しませんでした。[わーい(嬉しい顔)]

 やっと元気になったので、ちょっと東京へ……。[電車][ぴかぴか(新しい)]
 まずは東京国立博物館の「仁和寺と御室派のみほとけ展」へ行きました。もうすぐ展覧会が終わるからかすごい行列で3、40分も待ちました。でも仏像がすばらしいものばかりで、待った甲斐がありました。


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 ポスターにもなっていますが、大阪藤井寺の千手観音の精緻なつくりとバランスのよさにはびっくりしました。実際に数えると千本以上の手があるのだそうです。


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 最初の2枚の金色に輝くのが十一面観音菩薩/右の綿のようなものを首にかけているのが雷神
 (写真があまり良く写ってなくてすみません。[あせあせ(飛び散る汗)]

 仁和寺の本堂を再現し本物の仏像を並べた展示には息を飲みました。真ん中の十一面観音菩薩の美しさ、まわりを囲む仏像群の迫力に圧倒されました。その他の展示にもたくさんの国宝級のいい仏像がありました。さすが東博ですね!これだけの逸品を集めるとは、力があるのだなと感心します。

 この後銀座に出ました。東京ブックマークのツアーに、プレミアムチケットが付いていて、「GINZA SIX」のパイのお店で好きなパイとドリンクが無料でいただけました。なかなかおいしかったです。


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 草間彌生さんの作品が2階の吹き抜けに飾ってあったので観に行ってみました。写真のように提灯のような形のモビールかな?面白くて変わった作品です。草間さんらしいですね。時間がなくて「GINZA SIX」をほとんどみられなかったんですが、かなり高級指向みたいですね。次回はゆっくり見たいです。

 夜は玉三郎と仁左衛門の3月大歌舞伎公演。最初は「お染久松」でした。土手のお六と鬼門の喜兵衛の悪役同士で、上手いのですが、セットが貧乏長屋で美しくなかったのが残念でした。


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 「神田祭」はきれいな踊りでした。玉三郎は粋な芸者姿、仁左衛門はスッキリとした鳶頭、でも仁左衛門がかなり痩せていたので、どこか悪いのではと心配になりました。

 最後は泉鏡花の「滝の白糸」で、玉三郎演出、壱太郎が主演です。玉三郎は5回演じたそうです。
 水芸一座の太夫、滝の白糸(壱太郎)が貧乏だけれど優秀な法律家志望の欣也(松也)という男に、ある出来事があって惚れ込んで仕送りのためのお金を借金する。しかしそれが、だんだん白糸を窮地に追い込んで行くという悲劇です。水芸もほんとうにやってみせるので、それは面白かったんですが、ちょっと長くて途中退屈しました。最後は悲しいのですがなかなかよい幕切れでした。ストーリーが少し古すぎるような気はしましたけれど。
 これで公演は終わり、ホテルへ戻って東京の友人に電話しました。一日目終了です。次の日は美術館二カ所巡りです。





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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(京都国立近代美術館) [アート・カルチャー]

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 ファン・ゴッホ(1853-1890)と日本の関係に焦点をあてた展覧会。ファン・ゴッホが日本に関する文献や浮世絵を通して思い描いた理想郷としての〈日本〉と、日本の芸術家や知識人による聖地オーヴェール巡礼を通して築かれた〈ゴッホ〉という夢の交差をひも解き、今もなお絶大な人気を誇る画家の魅力を紹介します。(チラシの解説より)


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 「花魁」 1987年
 これは渓斎英泉の浮世絵をとても魅力的に模写しています。周囲の竹やガマ、蛙などは別の浮世絵からの引用だそうです。


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 「画家としての自画像」 1987年
 きれいな色ですね、真面目そうな表情、いい絵だと思います。


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 「雪景色」
 この風景は私はちょっと日本の冬景色のように感じたりして、好きな絵です。


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 「アイリスの咲くアルル風景」 1888年
 手前のアイリスが生命力あふれるタッチで描いてあって、真ん中は太い点描、その後ろにまた木がありすばらしいですね。本物の絵を観ると写真では感じられない迫力と力強さを感じました。


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 「夾竹桃と本のある静物」 1888年 (日本初公開)
 静物もゴッホらしさがあふれている絵だなと思います。力強い静物画ですね。


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 「ポプラ林の中の二人」 1890年 (日本初公開)
 林の中の静けさが伝わってきます。カップルの二人の会話を聴いてみたいです。

 
 あわせてコレクション・ギャラリーでは京都限定企画として、大阪を拠点に活躍する現代美術家・森村泰昌によるファン・ゴッホ関連作品や他の色々な画家のゴッホにちなんだ作品がありました。

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 「寝室」1888年
 この絵画をもとにつくった実物大のゴッホの寝室が展示されていておもしろかったです。森村泰昌さんの作品です。

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 「ファン・ゴッホ兄弟のお墓」

 テーマが面白くていい展覧会でした。改めてゴッホの絵画の魅力に気づくことができました。





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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男 [外国映画]

 ドリス・ヴァン・ノッテンの存在やファッションは全く知らなかったのですが、予告編を観て、いっぺんに好きになり、映画館へ行きました。広告を一切出さず、自己資金だけで活動する孤高のファッション・デザイナー“ドリス・ヴァン・ノッテン”のドキュメンタリーです。


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 このポスターの下の写真は、世界中に特注した生地のサンプルが、整然と並べられたアトリエ。

 2014年9月にパリのグラン・パレで開催された“2015春夏レディース・コレクション”の舞台裏から、2016年1月に念願のオペラ座で行われた“2016/17秋冬メンズ・コレクション”までの1年間に密着したフィルムで、とてもシンプルに彼の仕事ぶりや、何人かの業界関係者のインタビュー、自宅での生活などが描かれている。よくある裏舞台のスキャンダラスなところはまったくなし。


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 右がドリス・ヴァン・ノッテンです。左はモデル。

 オバマ前大統領夫人、ニコール・キッドマン、そしてアイリス・アプフェルなどのセレブリティをはじめ、世界中で愛される彼の服の魅力をその仕事の過程などから明らかしていく。
 彼のデザインを生み出していくインスピレーションの源は、自宅で手入れしている花々を愛で、自家栽培の野菜で料理することである。完全にリラックスして、パートナーでかつ会社のブレーンでもあるパトリック・ファンヘルーヴァ(男性)と過ごす時間なのだ。


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 その確かな才能はもちろんことだが、彼の人柄がすばらしく、スタッフにとても優しい感じだった。そして広告は一切せず、自己資金だけで活動し、手軽な小物やアクセサリーはいっさいつくらない。洋服だけで勝負する潔さが素敵だと思った。


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 彼は25年間一度も休むことなく、メンズとレディースのコレクションを年4回発表してきた。根っからの職人気質の人なんだろう。そして、インドのコルタカに刺繍工房を構え、駐在員を置いて質の安定化をはかる徹底した完璧主義者でもある。シーズンごとに刺繍を取り入れることで、高い技術を持つ職人を保護したいのだそうだ。これらの考え方からも彼の人物像が浮かび上がってくると思う。ドリスの創作への情熱と信念に迫った監督は、「マグナム・フォト 世界を変える写真家たち」のライナー・ホルツェマー。

 私は今まで自分の感覚だけ服を選び、デザイナーがどんな人物であれ関心がなかったが、ドリス・ヴァン・ノッテンの人物像には心から惚れこんでしまった。そして彼の創る服を着てみたいと思った。
 以下に彼のコレクションから、私の好みの服をアップしておくので、どうぞお楽しみください。


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原題:DRIES  監督:ライナー・ホルツェマー 出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、
パトリック・ファンヘルーヴァ、 アイリス・アプフェルetc.
2016年 ドイツ/ベルギー




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スターウォーズ/最後のジェダイ [外国映画]

 ついに観てきました!かなり出遅れましたが、シリーズ第8作、すごく面白かったです!ルーク・スカイウォーカーもレイア姫も年をとりましたが、ルーク(マーク・ハミル)はそれなりに味が出て、貫禄すら感じました。レイア姫(キャリー・フィッシャー)も美しくお年を召しましたね。生身の俳優としては、これが最後の出演となったのが何とも残念です。


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 SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」サーガの新3部作の幕開けとして2015年に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のその後を描く続編。ついにフォースを覚醒させ、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーと出会ったレイ(デイジー・リドリー)を待ち受ける驚愕の運命と、ファースト・オーダーとレジスタンスの戦いの行方を描く。


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 レイア将軍(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスはファースト・オーダーの猛攻に晒され、基地を手放し決死の脱出を図る。その頃、レイ(デイジー・リドリー)は伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を連れ戻そうと説得を試みていた。あるトラウマから心を閉ざし、ジェダイの訓練を請うレイに対しても頑なな態度を崩そうとしないルークだったが…。


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 デイジー・リドリー

 レイア姫やルーク・スカイウォーカーが登場すると、なんだか安心します。第一作からの登場人物なので、なじみが深いですからね。今回はレイア将軍ですが、とても魅力的な感じでしたよ。一方ルークは、惑星オクトーで隠遁生活を送っているのですが、髭面がよく似合っていて、貫禄すら感じました。


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 マーク・ハミル

 ところで、そのルークの住んでいるオクトー星に生息するキャラクター、「ポーグ」が登場。この鳥のようなクリーチャーは小柄なサイズに丸みを帯びたボディ、フサフサの毛並み、さらにまん丸でつぶらな瞳という最高の可愛さを持ったキャラです。この子は最後の方で「ミレニアム・ファルコン号」にチューバッカと一緒に乗り込むんですよ。今作ではそれほど目立つ活躍はなかったんですが、次作で何かやりそうな予感が!楽しみです。


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 新キャラクター「ポーグ」


 それから、特筆すべきはカイロ・レンことアダム・ドライヴァーがいままでよりも、カッコよかったこと。悪の塊の役ですが、迫力がありそのワルぶりは凄かったですよ。


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 アダム・ドライヴァー


 役者も出演作によって成長するのだなぁと感慨深かったです。とにかくあまり色々書くよりも、まだの方は、映画をご覧ください。みるっきゃない!ですよ。

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原題:STER WARS: THE LAST JEDI 監督:ライアン・ジョンソン 出演:マーク・ハミル、
キャリー・フィッシャー、 アダム・ドライバー、 デイジー・リドリー、
ジョン・ボイエガetc.
2017年 アメリカ






 
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プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード [外国映画]

 音楽家アマデウス・モーツァルトの生誕260年を記念して製作されたヒューマンドラマ。1787年、モーツァルトがプラハで『ドン・ジョヴァンニ』を作曲したという史実に着想を得て、彼と新進女性オペラ歌手の恋愛、そしてそれにからむ人間関係を描いています。今回のモーツァルトは先の映画「アマデウス」のときの奇異な人物とは違い、人間的な魅力にあふれたハンサムな人物像です。アナイリン・バーナードが演じています。


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 1787年、プラハではモーツァルト(アナイリン・バーナード)のオペラ『フィガロの結婚』が大ヒットしていた。そこで地元の名士たちはモーツァルトをプラハへと招き、新作オペラの作曲を依頼することにした。折しもモーツァルトはウィーンで三男を病で亡くし、失意のどん底にいた。そこで彼はこの招きに応じ、プラハの友人ヨゼファ夫人(サマンサ・パークス)の邸宅に逗留し、『フィガロの結婚』のリハーサルと新作『ドン・ジョヴァンニ』の作曲に取りかかる。


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 スザンナとモーツァルト

 そんな中、モーツァルトは『フィガロの結婚』のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手スザンナ(モーフィッド・クラーク)と出会い、心奪われるモーツァルト。しかしスザンナのことは、オペラのパトロンであるサロカ男爵(ジェームス・ピアフォイ)も狙っていたのだった。


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 このサロカ男爵というのが、悪い男で権力を笠に着て次々と女性を我ものにして行くのだ。そしてスザンナもその犠牲に……。


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 仮面舞踏会のモーツァルト

 モーツァルトもスザンナを助けようとしたが、彼女の両親がサロカ男爵と娘スザンナの結婚に賛成で、サロカ男爵がどんなに恐ろしい男か、まったく見極めず、スザンナの訴えにも耳を傾けることがなかったので、どうしようもなかったのである。こうしてモーツァルトは、サロカ男爵をイメージにして「ドン・ジョヴァンニ」を創りあげていく。
 そしてオペラ「ドン・ジョバンニ」は大成功をおさめ、モーツァルトは舞台の上にスザンナの幻をみるのだった。

 この作品はストーリーがラブロマンスで、悪者のサロカ男爵が登場するのでかなりはっきりとわかりやすい物語になっており、面白く観ることができた。映画の中のオペラがすばらしく、人間の声というものが、こんなにも美しいものかと感激した。

 子供を亡くして保養地で療養していた妻がモーツァルトのもとに戻ってくる。彼はスザンナ亡きあと消耗していたが、妻の手厚い看護と采配のお蔭で立ち直るのであった。やはり男の人には奥さんが一番なのでしょうね。(笑)

 この頃映画でオペラを観ることができるので、そのうち観てみたいと思っています。

原題:INTERLUDE IN PRAGUE 監督:ジョン・スティーヴンソン
出演:アナイリン・バーナード、 ジェームス・ピュアフォイ、 サマンサ・パークス、
モーフィッド・クラーク
2017年 イギリス/チェコ


 


 

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オリエント急行殺人事件 [外国映画]

 アガサ・クリスティーの名作ミステリーをジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルズ、ウィレム・デフォーをはじめとする一流キャストの豪華共演で映画化。監督はケネス・ブラナーでポアロ役も演じています。どうです、次の写真のキャスティングの豪華なこと!やはりケネス・ブラナーだからこそ、集めることができた俳優陣といえるでしょうね。


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  最初の場面はエルサレムで、ここの教会で遺物が盗まれそれを見事に解決したのが、名探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)だった。彼は他の事件解決を依頼され、イスタンブールでの休暇のを切り上げ、急遽、豪華寝台列車オリエント急行に乗車する。


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 そして、乗客の一人アメリカ人富豪ラチェット(ジョニー・デップ)から、脅迫を受けているからと身辺警護の依頼を受けるが、彼の横柄な態度にこれをあっさりと断る。ところが深夜、雪崩で脱線し立ち往生してしまったオリエント急行の車内でそのラチェットが何者かに殺害される。


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 鉄道会社から調査を依頼されたポアロは、列車は雪に閉ざされており、犯人は乗客の中にいると確信、一人ひとりへの聞き込みを開始する。しかしやがて、乗客全員にアリバイがあることが明らかになるのだったが…。

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 ミシェル・ファイファー


 ケネス・ブラナー演じるエルキュール・ポアロのあごのところにちょっとついているヒゲが気になってしかたなかったのだが、ストーリーが進むにつれて、気にならなくなった。やはりケネス・ブラナーは上手いなと思った。彼は若い時、面白いミニシアター系の作品をたくさん作っていたのでファンだった。今や大御所ですね。

 それからジョニー・デップはやはりカッコよかった。憎々しい感じの大金持ちを演じていたのだが、出番が少なくても印象に残る役者だ。今も頑張って面白い作品に出続けているからでしょう。

 ぺネロべ・クルズは本当に美しかった。とても魅力的な女優さんだと思う。ミシェル・ファイファーも久しぶりに観たが、上手くていい感じだった。

 オリエント急行が雪崩で急停車するところなど、ちょっと怖い感じだったが、これはSFXなのだろうか。よくできていた。

 ストーリーはおなじみの物なのに、面白かった。出演者が観客に馴染のベテランが多く、しかもそれをケネス監督が上手く各々を生かすよう演出していたので、そのお蔭でいい作品になっていたと思う。ケネスのベテラン俳優に対するオマージュだろう。改めてケネス・ブラナーの力量を感じた。最後に事件を解決したポアロのもとにまた仕事の依頼がきていたので、続編も創られるようだ。とても楽しみです。付け加えると、エンドロールに流れる女性ボーカルの歌がすばらしく、調べてみたらミシェル・ファイファーらしいです。このCDが欲しいと思っています。


原題:MUDER ON THE ORIENT EXPRESS  監督:ケネス・ブラナー  
出演:ケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルズ、ウィレム・デフォー、
ジュディ・デンチ、ジョシュ・ギャッド、ミシェル・ファイファー、デレク・ジャコビ、
セルゲイ・ポルーニンetc.
2017年 アメリカ



 


 
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