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miniなできごと15-海北友松展(京都国立博物館) [日記・雑感]

 京都の鴨川べりの桜です。柳や他の樹の緑の中に桜があるのが、風情をかんじさせます。

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  この日は京都国立博物館の「海北友松展」へ、友人と一緒に行きました。海北友松は最初は浅井家の家臣、海北家の武士だったのですが、父や兄を信長に滅ぼされ、狩野派の門をたたき絵の道へ進んだ人です。

 狩野派独特の豪華な金屏風に描かれた牡丹の絵などの、彩色されたすばらしいものもあります。

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 花卉図屏風(かきずびょうぶ)妙心寺



 武士の気迫がほとばしるような、水墨画の数々。特に神獣「龍」を描いた雲龍図が怖いくらいの迫力でせまってきます。まるで今にも龍が画面から飛び出してきて、暴れまわるのではと思うくらいの凄みです。

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 雲龍図 建仁寺



 最晩年の最高傑作とされる月下渓流図屏風がアメリカの美術館から60年ぶりの里帰りです。友松が最晩年にたどり着いた孤高の境地を表したものだそうです。所どころに色がついているのが、友松の水墨画の特徴です。情感豊かで静謐な画風の絵です。

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 月下渓流図屏風(げっかけいりゅうずびょうぶ) ネルソン・アトキンズ美術館(米国)


 他にも色々と魅力的な作品や、書状や文書類など70余件が展示されています。ぜひいらっしゃることをお勧めします。5月21日(日)までと期間があまり長くないので、お気を付けくださいませ。




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