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フランス近代絵画と珠玉のラリック展(ユニマットコレクション) [アート・カルチャー]

 神戸の六甲アイランド公園内にある神戸市立小磯記念美術館で「フランス近代絵画と珠玉のラリック展(ユニマットコレクション)」を開催しています。ユニマットグループというのは、オフィスコーヒーや介護、リゾートなどの事業を幅広く展開している会社だそうで、その創業者、高橋洋二氏が長年にわたって収集した美術品の中から選りすぐりの精華を紹介する展覧会です。

 バルビゾン派、印象派、エコール・ド・パリの画家たち、それにアール・デコのルネ・ラリックのガラス工芸のすばらしい作品が揃っていました。

 バルビゾン派のミレー、コロー、ドービニーの絵は風景画が主で、その静かな美しい風景に心が落ち着いてきました。その中でジャン=フランソワ・ミレーの「犬を抱いた少女」

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 目の大きな可愛らしい少女で品のあるたたずまい。

 バルビゾン派の画家の風景画がたくさんあって、その風景の中で静かに座って瞑想しているような気分になりました。画像のアップができないのが残念です。


 19世紀のサロンで活躍したジャン=ジャック・エンネルの「マグダラのマリア」はすばらしく美しい絵でした。心惹かれてしばらく足をとめました。

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 自然体のポーズが女性の美しさを引き立てているようです。


 印象派の画家の絵もかなりありました。次の絵はエドガー・ドガの「4人の踊り子たち」

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 そしてオーギュスト・ルノワールの「母子像(アリーヌと息子ピエール)」

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 これは柔らかい色彩が、ルノワールの妻と息子への限りない愛情をあらわしているような、素敵な作品です。


 エコール・ド・パリのアメデオ・モディリアーニの「ルニア・チェホフスカの肖像」

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 モダンで個性的な絵ですね。いつまで経っても古さを感じません。


 藤田嗣治の「長い髪のユキ」です。

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 ちょうどフジタとユキが結婚したばかりの時の絵で、ユキの透き通るような美しさが魅力的です。

 同じくフジタの「バラ」

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 枯れかけているバラのようですが、惹きつけられる絵です。
 このほか、ユトリロやデュフィのいい絵もありました。

 絵画作品だけでなく同じコレクションから、アール・デコを代表する工芸家ルネ・ラリックのガラス作品も27点展示されていました。置物、花瓶、燭台、水差し、鉢など。次の作品は「立像 笛奏者」です。

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 それから、ラリックのお嬢さんをモデルにした置物です。

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 とても美しい作品の数々でした。絵画といい、ガラス作品といい、どれもこれもいいものばかりで、満足感の高い展覧会でした。


 そして、小磯良平作品も違う展示室に15点公開されていました。

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 自画像

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 マヌキャン

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 踊り子

 小磯はドガの影響を受けて、踊り子の絵をたくさん残しています。

 台風の影響で雨がかなり降っていたので人も少なく、本当にゆっくりといい時間を過ごすことができました。





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拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎が出会った西洋美術 [アート・カルチャー]

 あべのハルカス美術館で「拝啓ルノワール先生」展を観てきました。ここはお気に入りの美術館です。アクセスがいいし、天井が高いのが好きです。

 本展は、オーギュスト・ルノワールと梅原龍三郎の作品だけでなく、梅原画伯が蒐集した作品、彼と親交のあったピカソやルオーらの作品約80点により、近代絵画における東西の交流を紹介しています。とても見ごたえのある面白い企画の展覧会でした。


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 梅原画伯「バラ、ミモザ」


 絵からもわかるように、梅原龍三郎はその豪快な性格から“画壇のライオン”と呼ばれていたそうです。パリでは、安井曾太郎、津田青楓に迎えられ、当初は彼らと交わるがすぐ、高村光太郎や山下新太郎らとも知り合い交流しました。


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 梅原画伯「読書」


 梅原龍三郎はサロン・ドートンヌなどで物議をかもしていたジョルジュ・ルオーに注目。作品を購入します。そしてついにピエール=オーギュスト・ルノワールに出会った梅原画伯は、ルノワールを師と仰ぎ、師との対話や制作現場から多くを学び、ルノワールの家族たちとも親密な関係を築いていきました。会場には彼あてのルノワールの自筆の手紙なども展示されていました。ルノワールの直筆がみれるとは思っていなかったので、とても感激しました。


 ルノワールの「パリスの審判」とそれを模写した梅原画伯の「パリスの審判」です。二人の個性の違いがはっきりと見てとれますね。どちらもすばらしい作品だと思います。

 ルノワールの「パリスの審判」
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 梅原龍三郎の「パリスの審判」
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 西洋絵画の模倣ではない、独自の油彩画として確立した梅原画伯の画業がよくわかりました。さらに、優れた鑑識眼を持つ「蒐集家」梅原龍三郎が愛蔵したルノワール、ピカソ、ルオーらの作品がまとめて展示されているのもこの展覧会の興味深いところでした。以下はその一部です。

【ルノワールの作品集】
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 麦藁帽子の若い娘

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 バラ

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 バラ色のブラウスを着けた女
 
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 勝利のヴィーナス(ブロンズ像)


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 ヴェールを持つ踊り子(ブロンズ像)

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 横たわる浴女

 【ジョルジュ・ルオー】
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 エバイ(びっくりした男)

 【ポール・セザンヌ】
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 リンゴとテーブルクロス

 梅原龍三郎の絵はあまり好きではなかったのですが、この展覧会を見てすばらしい画家だなと思いました。またどこかで梅原画伯の展覧会があったら、観に行きたいです。



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バロックの巨匠たち展(姫路市立美術館) [アート・カルチャー]

先日、兵庫県姫路市の県立歴史博物館で、落語家の桂米朝さんの展覧会があり行って来ました。


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 高座の米朝師匠

「人間国宝桂米朝とその時代」展です。米朝さんの仕事(上方落語の復興)がどんなに偉大な業績であったかを思い知りました。今は息子の米團治(長男)さんがいい落語家になってこられました。その御兄弟がこの米朝展が催された歴史博物館の学芸員中川渉さん(三男)で、渉さんの企画でこの展覧会ができたというわけです。3月20日まで展示しています。

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 文化勲章受賞記念の写真と米朝さんのアンドロイド
 
 米朝さんのアンドロイドロ、そっくりです!

 このとき、ちょうどすぐ隣の市立美術館で「バロックの巨匠たち」展をやっていたので、ついでに観てきました。


 この展覧会はバロックの絵画を、16世紀末から18世紀初頭にかけて西洋の広汎な地域に表れた多様な美術様式ととらえて、この展覧会ではイタリア絵画、オランダ絵画、フランドル絵画、ドイツ・フランス・スペイン絵画の44点が展示されていました。

 オランダの代表はやはりレンブラントですね。その精緻な描写力に改めて魅せられました。しかもこの女性の顔がほんのりとした血の気の通った顔色で、まるで息遣いが聞こえてきそうな気がしました。普通の古典絵画とは違うなと感じました。


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レンブラント・ファン・レイン 「襞襟を着けた女性の肖像」


 次はブリューゲルの風景画ですが、色が美しく人々も動きがありますね。ブリューゲルは親子の画家だったのでしょうか。よく知りませんが……。

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ピーテル・ブリューゲル(子) 「フランドルの村」


 かの有名なルーベンスの絵です。やはりキリストを題材にした絵画が多いですね。このキリストはいばらの冠をかぶせられているのですが、穏やかな人格がその表情からうかがえました。

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ベーデル・パウル・ルーベンス 「十字架への道」


 美しい静物画(?)です。ブットーとは仏頭だと思います。子供がブットーに花冠をささげているところです。左右対称っぽいですが、少しづつ違いますね。

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ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム  「花束と果実とブットー」

 
 何と美しい女性なんでしょう!昔から美人は絵になりますね。ずっと見ていたかったです。ドレスも素敵でした。

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パオロ・ヴェロネーゼ  「女性の肖像」


 ムリーリョの聖母子、静かな絵ですがとても魅力的だと思います。イエス・キリストもマリア様もとても人間的に描かれていますね。

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バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 「聖母子」

 
 こちらもブリューゲルの絵画です。キリスト教のことをあまり知らないので、こういう時ちょっと恥ずかしい気もします。

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ピーテル・ブリューゲル(子) 「東宝三博士の礼拝」

 バロックの絵画は古典絵画と似ているのですが、もっと色彩が美しく人間味がある感じがしました。


 このあと明石へ行って、大学の後輩の案内で「明石焼き」を食べて帰りました。明石には「魚ん棚」という有名な商店街があって、明石港でとれとれの魚介類が買えます。
 
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 JR明石駅と魚ん棚商店街

 明石焼きは別名玉子焼きともいいます。タコ焼きと似ているのですが、中にはタコだけが入っています。それをお出汁に付けて、おネギや紅ショウガととともにいただきます。

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 卵がとてもいいお味で、それが出汁とあいまって、薬味とともにいただくと、えもいわれぬ美味しさでした。大阪にも明石焼きの店がありますが、全く違う味でした。やはり本場でいただかないとね。ということで、充実した一日でした。





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藤田嗣治展(兵庫県立美術館) [アート・カルチャー]

 7月~9月に神戸の兵庫県立美術館で開催していた藤田嗣治展(レオナ-ル・フジタ)展に行って来ました。フジタ生誕130年記念の展覧会です。

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 私は藤田の猫の絵が特に好きで、藤田の展覧会は必ず行ってます。今回も画家自身と猫、女性や少女と猫などの絵があり、人物も猫もよく描かれていました。藤田が最晩年になぜフランス国籍をとったのか疑問だったんですが、それは戦時中無理やり描かされた戦争画を終戦後、画壇から批判され、ひどく傷付いたことが理由とわかりました。とてもいい展覧会でした。

展覧会の構成
Ⅰ 模索の時代 1909~1918

 第一次世界大戦が勃発し、日本からの仕送りも途絶え、苦しいパリでの生活の中で、自分だけの表現を目指して試行錯誤の日々。

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 自画像

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 パリ近郊の風景画


Ⅱ パリ画壇の寵児 1919~1929

 サロン・ドートンヌで6点の作品が入選し、乳白色の裸婦像で注目を集める。そして日本人で初めて大きな成功を手に入れた・

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 猫と犬両方描かれているのが珍しいですね。


Ⅲ さまよう画家 1930~1937

 1930年代アメリカから中南米、中国そして日本と各地を転々としながら制作を続けた。作風も鮮烈な色彩で風俗的な主題を描いた。

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 カーナバルの後

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 客人(沖縄)


Ⅳ 戦争と国家 1938~1048
 
 藤田は第2次世界大戦勃発のため、帰国し国家の要請で戦争画を描き、それが当時の日本人に評価された。

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 アッツ島玉砕




Ⅴ フランスとの再会 1949~1963

 戦後日本の画壇から、戦争が制作の責任を問う議論の数々に傷ついた藤田は、1949年日本を離れパリに戻る。そして懐かしいパリの街並みや子供、優美な婦人像を頻繁に描くようになる。

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Ⅵ 平和の祈り 1952~1968

 カトリックの洗礼を受けた1959年以降、藤田はそれまであまり描くことのなかった宗教画を描きます。そしてランスの平和礼拝堂(通称フジタ・チャペル)の壁画制作に晩年をささげるのでした。
 藤田はフランス人3名と日本人2名の計5名の女性と恋愛したり結婚したりしています。でも最後は日本人の奥様でした。藤田はある意味不幸な人だと思います。日本では受け入れられなくて、戦争で傷付きフランスにしか居場所がなく、帰化したのですから。でもフランスでこそ、自分の才能を開花することができたのです。波乱万丈な人生でしたね。

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 最後に私の好きな藤田の猫の絵を何枚か載せておきます。(展覧会には出ていません)

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みどりさんのガラス器展 [アート・カルチャー]

 高校時代からの大切な友人みどりさんが、6,7年かけて創りあげたガラス器の初の個展を、この7月に大阪梅田の画廊で開きました。すばらしい作品群です。どうぞご覧くださいませ。

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 いい作品ばかりでしょう? 

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 彼女は全くグチをいわない人です。そこが私と反対のところで尊敬に価します。

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 お魚のは、ほんとは横向きでガラスの箱です。宝石箱かしら。大事なものを入れておくことができます。


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 ブルーのは時計です。きれいでしょう?



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 みどりさんは猫と犬を一匹ずづ飼っています。トラちゃんとテンちゃんです。どちらももう10歳以上かしら。二匹のお母さんもやってるんですよ。偉い!


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 みどりさんの趣味はスキューバダイビングです。沖縄や石垣島によく出かけてました。私も誘われましたが、暑いところが苦手なのでまだ行ってません。高校時代は私も水泳部にちょこっと入ってましたので、一緒にプールで泳いだりしました。一度だけ競泳したことがありますが、互角でしたよ。


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 二人で旅行はよく行きます。温泉が多いですね。美術館や映画はしょっちゅう一緒に行ってます。そして困ったときはいつも親切に助けてくれる人です。家族が亡くなったときに、すごく落ち込んでたのですが、みどりさんのお蔭で元気になりました。優しくて温かい人です。


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 個展で久しぶりにご主人にお会いしましたが、お元気そうで嬉しく思いました。みどりさんによると、個展には昔の仕事仲間や生徒たちがたくさん来てくれたそうです。お人柄ですね。


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 これらの作品は全部売り物になっていました。総数70点ほどありましたよ。私は次の4作品を買いました。


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 上の2枚の写真は、セットです。最初のは「ゆり」という題で飾り皿としても普通の食器としても使えます。次の4枚に分かれているのは、同じ「ゆり」でもう我が家の食器棚に入れています。三枚目のお皿は「沖縄の海」という作品で、ちょっと外のものが写ってしまってわかりにくいのですが、すごくきれいなお皿。これは人気があって、何人もの人が注文したのですって。このお皿が個展の案内状に使われていたので、私は始まる前に予約しておきました。四枚目はランプで「海月」です。夜暗い部屋に置いてランプを灯すとほんとうに夜の海に浮かんでいるクラゲのようです。会場にも時間前に到着して、すばやくこの4点を手に入れました。よかったわ。売れ残ったのは数枚だそうです。

 みどりさんは才能があるけど、プロとして大々的にやっていく気はなさそうなので、次の個展はやはり6,7年後になるかもしれませんね。楽しみにしています。

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「ピカソ、天才の秘密」展 あべのハルカス美術館 [アート・カルチャー]

 大阪あべのハルカス美術館で開催中の「ピカソ、天才の秘密」展へ行ってきました。この展覧会はパブロ・ピカソ(1881~1973)の画風の変化に従って、第1章から第4章まで絵を分けて展示し、ピカソが成長し変化していく様子をつぶさに見ることができました。


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第1章少年時代(1894~1901) 
 美術教師だった父の手ほどきで、早熟の才を発揮します。この当時を表すピカソの言葉は「私は子供らしいデッサンを描いたことがまったくない。決してね。どんな幼い時でもだ」下の絵の中の右端の上の自画像がそれを物語っています。これはわずか15歳の時の絵です。


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 次の絵は「キク」でこの当時花の絵が流行っていたので、お金を得るために描いたものだそうですが、すばらしく完成度の高い絵に思えます。

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第2章青の時代(1901~1904)
 親友カザジェマスが恋の悩みから自殺し、それによるショックや、無名画家としての貧しい生活から、ピカソはカンヴァスをメランコリックな青い色調で覆うと同時に、社会的弱者の存在へと目を向け、人間に対する深い洞察力を培っていきました。


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 スープ


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 海辺の人物


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 貧しき食事(エッチング)


 私はこの青の時代の絵が大好きです。何とも言えない美しい青の色と寂しい感じが好みです。日本人ってメランコリックなものが好きなのかもしれませんね。


第3章バラ色の時代(1905~1906)
 1904年の春から、ピカソはパリに住み、芸術家仲間と共同生活を送り始めます。美しい恋人もでき、次第に心の安定を取り戻した彼の絵はピンクを主調色としてのものに変わり、道化師や市井の人々を繊細な叙情性をもって描くようになりました。このころのピカソの言葉は「私の内面は否応なく私の絵画に表れる」です。

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 扇子を持つ女
 まだ青をつかっていますが、肌の色がピンクがかっていて、背景も青を使っていなくて次の時代へ入ったことがわかります。私はこの絵がこの展覧会の中では一番好きです。


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 パンを頭にのせた女


第4章キュビスムとその後(1907~1920)
 とどまることを知らないピカソの創作意欲は1907年、美術界を震撼させる新たな作風を誕生させます。キュビスムの始まりです。描く対象をさまざまな視点から分析・解体して再編成した奇抜な絵。しかしそれもまたピカソにとっては必然であり、生涯続く挑戦のワンステップでした。この時の言葉は「あらゆる創造活動はまずなによりも破壊活動である」です。


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 ポスターのある風景


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 その後もピカソの作品はさらなる変貌を遂げていきました。私たちがよく知っているあのたくさんの抽象画を産み出すものすごいエネルギーをピカソは持っていたのですね。そしてその原動力となったものは、7人(わかっているだけで)もの女性との恋愛であり結婚だったのでしょうか。91歳までとどまるところを知らない意欲で描き続けたピカソは本当に人生を燃やし尽くしたといえるかもしれません。最後にピカソのもう一つの言葉を書いておきます。「私の作品は日記のようなものだ」
 
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モネ展(マルモッタン・モネ美術館所蔵) [アート・カルチャー]

 先日、京都市美術館で開催していた「モネ展」に行ってきました。クロード・モネの作品は、息子ミシェルにより「マルモッタン美術館」に遺贈され、「マルモッタン・モネ美術館」と名前を改めたのだそうです。


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 「テュイルリー公園」(「印象、日の出」と差し替えられていました。)すごくいい絵で、20分くらい見つめてました。


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 おぼろげな雪景色なのですが、モネらしい感じで美しい作品だと思いました。


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 睡蓮だけでなく、花の絵が素晴らしかったです。


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 モネの晩年の作品です。白内障を患いながらも、荒々しいがゆえに、生命力にあふれ、輝く情熱が表現されています。


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 クロード・モネの肖像写真 1903年頃

 「印象、日の出」は見ることができなかったものの、モネの画業を若い時から順を追って観ることができ、改めてクロード・モネの魅力を大いに感じることができた美術展でした。日本でこうして観ることができて、大変うれしく思いました。


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MIHO MUSEUM [アート・カルチャー]

 先日滋賀県の「MIHO MUSEUM」へ行って来ました。今は「かざりー信仰と祭りのエネルギー」という催しをしています。

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 ミュージアムの正面

 階段を上がってガラスの自動扉から入ります。
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 入ったところのロビー。景色がすばらしいです。
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 今回の「かざり」展は仏教美術を中心に、伎楽や舞楽の色彩と歌舞伎の世界、信仰の中の動物たち、祭りの賑わいなどを展開しています。

 玄関を入って長い廊下を抜けると、こんな飾りがありました。

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 この横に美術館売店があります。その前の階段を上がっていくと大きなポスターが。
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 若冲の鳥獣花木図屏風です。


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 鳥獣花木図屏風と樹花鳥獣図屏風です。やっぱり若冲はすばらしいですね。近寄ってみると絵がモザイクのようになっていました。


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 鳥獣花木屏風

 こんな風に展示してありました。
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 左の鹿の飾り物は、細見美術館所蔵です。前に細見で観てとても気に入り、もう一度観たいと思っていたので嬉しかったです。鹿の目がすごくかわいいんですよ。右は弁財天で、いい仏像でした。
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 金銀鍍透彫光背(部分)、非常に美しかったです。
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 他にもたくさんいいものがありました。


 疲れたので、カフェで一休み。ケーキセットを頼んだんですが、食べたあとで写真忘れに気が付いて、食器のみ・・・。おいしかったですよ。
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 カフェからの眺め。とても山深いところにある美術館なんで景色がきれいです。
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 カフェから出てすぐのところ。この右側の部屋に常設展があり、すばらしい作品がそろっています。
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 例えばこんな作品が展示されてます。
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 フレスコ画です。素敵でした。

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 アジアの仏像です。イケメンでしょう?

 美術館滞在時間は約4時間でした。ゆっくりできて同じ敷地内にレストランもあります。ここでは無農薬野菜を使った色々なおいしいメニューがそろっていて、嬉しいです。(写真忘れ) もっとゆっくり観たら、美術館内だけで半日つぶれますよ。

 この展覧会は5月15日(日)までです。関東からなら京都にでも一泊するつもりでいらしたらいかがでしょうか。JR石山駅まで行って、駅から「ミホミュージアム」行きのバスが1時間に一本出ています。これで約50分かかります。車でも行けますが、道が結構大変そうです。すばらしい美術館なのでぜひ一度お出かけになったら、楽しい一日が過ごせること請け合いです。

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フェルメールとレンブラント 世界劇場の女性 [アート・カルチャー]

 京都市美術館で開催の「フェルメールとレンブラント展」に行って来ました。「17世紀オランダの黄金時代の巨匠たち」という副題がついています。メトロポリタン、ロンドン・ナショナルギャラリー、アムステルダム国立美術館などから約60点の絵画が来ています。


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 17世紀のオランダは商業の発展によって芸術文化面でも大きく変化し、絵画は宗教画からの離脱と日常への関心によって新たな時代を迎えたとのこと。そして女性がひとりの人間として認知され活躍し始める時代でもあったのだそうです。それでは数々の魅力的な絵画をどうぞご覧下さい。ただしフェルメールとレンブラントの絵はそれぞれ1点のみでした。


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ヨハネス・フェルメール 「水差しを持つ女」 
大きい絵ではありませんが、なんともいえず魅力的な絵でした。何度も戻ってじっくり観ました。


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レンブラント・ファン・レイン 「ベローナ」 
ローマ神話の戦いの女神ベローナ。ギリシャ神話のエニューオーにあたるそうです。メドゥーサの首の絵のついた盾を持っていて勇ましい恰好です。けれども顔はやさしげですね。日本初公開。



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アブラハム・ブルーマール 「ラトーナとリュキア人の農民」



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ヤン・バプティスト・ウェーニクス 「地中海の港」



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コルネリス・クラースゾーン・ファン・ウィーリンゲン 「港町の近くにて」
帆船がとても美しい絵です。



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ウイレム・カルフ 「貝殻と杯のある静物」
これらの品物は中国からのものだそうです。ちょっとみえにくいのですが、引き出しの付いた箪笥もあります。



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ピーテル・サーンレダム 「聖ラウレンス教会礼拝堂」
白が美しい教会です。



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イサーク・リュティックハイス 「男性の肖像」
当時の最高級の布地で作った服を着ている紳士の肖像画です。なかなかのハンサムですね。最初この絵の画家と絵の題名がわからなかったのですが、Inatimyさんが調べてくださいました。有難うございました。



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イサーク・リュティックハイス 「女性の肖像」
この人があまりに美しいので見入ってしまいました。これも当時の最高級の洋服の正装だそうです。

まだ始まって間もないので、それほど混んでいませんでした。それに60点なので疲れずに観られていい絵がたくさんあります。お勧めの展覧会です。



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 京都市美術館横の疎水と紅葉です。この疎水に沿って東山のほうへ行くと南禅寺に行けます。

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 これはとあるところの紅葉です。わりあい綺麗だったのでアップしました。


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マグリット展(京都市美術館) [アート・カルチャー]

 前から行きたかったマグリット展に行って来ました。同じ美術館でルーブル展もやっていたのですが、すごい行列だったしちょっと疲れ気味でしたので、ルーブルはあきらめてマグリット展だけ観ました。

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 やっぱりこの青空模様のハトの絵、いいですよね。


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 これもとてもきれいでした。木の枝模様の細かいこと。


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 「不思議の国のアリス」ですって。


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 透明なカンバスがなんだか不思議な感じでした。


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 この絵はお気に入りです。おもしろいでしょう? 


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 これも好きな絵。ありえない風景なんですけれど。


 とにかくマグリットの絵をみていると、日常的な常識というものをとっぱらって、ひとときイマジネーションの世界で遊びなさいと言われているみたいで、楽しかったです。

 詳しい解説は下記のお二方、Taekoさんとコザックさんのブログをご覧くださいませ。興味深いですよ。

 Taekoさんのブログ: http://taekoparis.blog.so-net.ne.jp/2015-06-24

 コザックさんのブログ:http://batman.blog.so-net.ne.jp/2015-04-05



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