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スパイダーマン ファー・フロム・ホーム [外国映画]

 間に合いました!なかなか観に行けなかったのですが、やっと行って来ました。


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 若手俳優のトム・ホランドが新たにスパイダーマン=ピーター・パーカーを演じる。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、高校生のピーターが色々な危機に出くわし、その経験から、スパイダーマンとしての自覚を持つようになる物語。


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 しょっぱなから、ベネチアの運河に水のモンスターが現れ大暴れ。なぜベニスかというと、それはピーターたちが学校の夏休みの研修旅行でベニスを訪れていたからだった。色々なものが破壊さ入れていく中、突然謎の男ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)が何処からか現れ、人々の危機を救う。ミステリオ役のジェイク・ギレンホールは、すごく存在感があってよかった。


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 ピーター・パーカー(トム・ホランド)とミステリオ/ベック(ジェイク・ギレンホール) 


 そうこうしているうちに、ピーターの前には元「S.H.I.E.L.D.」長官でアベンジャーズを影から支えてきたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、ピーターをミステリオことベックに引き合わせる。


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 物語は、ここからスパイダーマンのスーパーアクションと、敵との闘いの場面と、学園ドラマのような、MJとピーター、学生たちの物語が入り混じり、ますます佳境を迎える。


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 ピーターが恋するMJ役のゼンデイヤは、今までのMJ役のなかで、一番よかったと思う。彼女はホーム・カミングにも出演していたんですね。未見です。(・_・;)

 実は私はアベンジャーズのことをあまり知らないので、映画の最初の部分がちょっと呑み込みが悪かった。それでも、だんだんとストーリーが進むにつれ、面白くなってきて、最後はよくできてるなぁと感心して観終わりました。
 最後のエンドロールのあと、次回に続くヒントが出て来るのだが、今度はどうなるのでしょうね。

原題:SPAIDER-MAN: FAR FROM HOME  監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、 ジェイク・ギレンホール、 サミュエル・L・ジャクソン、 
ゼンデイヤ
2019年 アメリカ





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アマンダと僕 [外国映画]

 24歳の青年ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、人生の方向が定まらないが、便利屋として色々なことをして生計をたてていた。彼はスイスからパリにやってきたレナ(マティシー・マーティン)という美少女と仲良くなり、うまくいっていた。両親は離婚していたが、仲の良い姉のサンドリーヌ(オフェリア・コルプ)がいて、姪のアマンダ(イゾール・ミュルトリエ)を可愛がっていて、それなりに生活は充実していたのだ。


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 サンドリーヌとダヴィッド


 ところがある日、ダヴィッド、姉のサンドリーヌ、レナが待ち合わせていた大きな公園で無差別テロがおこり、姉がそれに巻き込まれて、突然この世を去ってしまう。そして、ダヴィッドの恋人レナもこのテロで腕にケガをし、そのせいでパリが嫌になって、スイスの実家に戻ってしまうのだった。
 このシーンは、衝撃的だった。ヨーロッパでは、テロが日常茶飯事に近いものになっているのかもしれない。それまでの、日常の幸せなシーンから一変したのが、とても怖いと思った。


 姉の死後、姪のアマンダ(イゾール・ミュルトリエ)をどうするか友人に問われたとき、「子育てなんて心の準備ができていないし、頼る人もいない」とダヴィッドは泣き出してしまう。かなり頼りない叔父さんだ。


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 そして、ダヴィッドの家とアマンダを預かってくれる親戚との家を行き来しているとき、アマンダが「ダヴィッドと暮らしたい」という。


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 アマンダはダヴィッドが大好きで、必要としていた。他の誰かではなく、自分こそが、アマンダの後見人になるべきだと、ダヴィッドは気付くのだった。

 この作品では、自転車のシーンがたくさん出て来る。ダヴィッドと姉のサンドリーヌは自転車で早さを競い合う。姉と弟の仲の良さが伝わるシーンだ。そして、アマンダは母親を失ったとき、ダヴィッドの自転車の後ろに乗って、力なくダヴィッドの背中に顔を寄せている。
 けれども、最後に二人は、かつての姉と弟のように、自転車でスピードを競って、駆け抜けていく。

 私は自転車に乗らないし、この頃の自転車は、怖いと思っている。けれども、この映画のアマンダとダヴィッドにとっては、自転車は二人の心を結び付ける大事な物なのかもしれない。車ではなく自転車を重要なシーンに使ったのは、2人の表情や気持ちがよりよくわかるからだろうか。

 テロのシーンなどがあり、ちょっと気持ちが沈むところもあるのだが、それを乗り越えて生きていくダヴィッドとアマンダが、とても晴れ晴れとしていて、いい作品だと思った。付け加えておくと、ダヴィッドは恋人のレナとは再会し、お互いの気持ちが変わっていないことを確かめ合った。


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 ダヴィッドとレナ 

 この映画は、2018年・第31回東京国際映画祭で最高賞の東京グランプリと最優秀脚本賞をダブル受賞している。


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原題:AMANDA  監督:ミカエル・アース  出演:ヴァンサン・ラコスト、
イゾール・ミュルトリエ、 マティシー・マーティン、 オァフェリア・コルプetc.
2018年 フランス




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ニューヨーク公共図書館(エクス・リブリス) [外国映画]

 ニューヨーク公共図書館といえば、世界中の図書館員の憧れの的であるということを、この作品を観るまでは知らなかった。これはドキュメンタリーの巨匠と呼ばれるフレデリック・ワイズマン監督がとらえた、この図書館の舞台裏である。


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 19世紀初頭の荘厳なボザール様式の建築物である本館と92の分館に6000万点のコレクションを誇るニューヨーク公共図書館は、地域住民や研究者たちへの徹底的なサービスでも知られている。


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アメリカを代表する図書館、ニューヨーク公共図書館はタイムズスクエアとグランドセントラルの中間に位置し、本館と92を超える分館に6000万点のコレクションを誇る世界屈指の知の殿堂。地域の住民はもちろん、研究者たちへの徹底的なサービスで、世界中の図書館員の憧れの図書館として知られている。


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ワイズマンは「私は昔から公共図書館が大好きで、色々なことを学び発見し、驚きや刺激をもらえる場所として利用してきた。しかし、この映画を作って初めて、ニューヨーク公共図書館の奥深さ、領域の広さ、本館と92の分館ですべての階級・人種・民族を対象にした幅広いサービスを提供していることを知ることができた。また、膨大な蔵書やコレクション、幅広い活動プログラムに魅力を感じるとともに、さまざまな分野で助けを求めてやってくる人々の相談に乗っているスタッフの本気度と熱意にも惹かれた」と語る。


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 タイトルの「エクス・リブリス」とは、「~の蔵書より」という意味のラテン語で、「蔵書票」「図書票」とも訳され、本の持ち主を明らかにするため、本の見返し部分に貼られている小紙片を指す。ワイズマンはタイトルにこの言葉を加えた理由を、「一種の内輪ジョークでもある。僕の義父が、蔵書のすべてにエクス・リブリスという文字と自分の名前を表記していたからね」と説明している。


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 この映画を観て、特にこの図書館が、黒人の居住地区でも色々な知的な役割を果たしていることに驚いた。そして黒人の政治家が、ある集会で、この図書館の古い資料によって、黒人問題の裁判に勝訴したとスピーチしていた。

 「図書館は本の倉庫じゃない。図書館は人々の知的な活動に役立つものであって、その人の人生における勉強や知的活動に一生役立ち、貢献するべきものだ」と述べていた人がいた。
 図書館の役割というものを、改めて見つめ直すべきだと思いました。
 
 3時間という長尺のドキュメンタリーであり(途中インターミッションあり)、全てがナレショーンなしの、登場する人々の言葉で綴られている。しかし、決して退屈することがなかった。やはり監督の才能なのか、それもあるだろう。だがそれよりも、人々の熱のこもった言葉こそが、観客に強く訴えてくるのである。とても面白い映画だった。ぜひご覧ください。第74回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。


原題:EX LIBRIS: THE NEW YORK PUBLIC LIBRARY
監督:フレデリック・ワイズマン
2016年 アメリカ




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ボブ・ディランとニール・ヤングが共演! [音楽]

私はミュージック・ライフ・クラブのメルマガ登録しているので、先ほど見てたら、この記事と映像が公開!すごい、こんな大御所二人が共演なんて!感激しました。やっぱり味がありますね。


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2019・7月14日の夜、アイルランドのキルケニーにあるノーラン・パークで、ボブ・ディランとニール・ヤングが共同ヘッドライナーを務めるコンサートが行われ、25年ぶりに二人がライヴで共演、米スタンダード曲「Will the Circle Be Unbroken」をデュエットしました。ではお楽しみください。

最初の映像は、ライヴの雰囲気は伝わるのですが、2人の顔が不鮮明です。この下の映像のほうがはっきりしてます。
https://youtu.be/v7CPWyR0cw4
Bob Dylan and Neil Young Duet「Will the Circle Be Unbroken」

こちらは、2人の顔がはっきりわかります。
https://youtu.be/BReJXLJFG7o
Bob Dylan and Neil Young Duet「Will the Circle Be Unbroken」


いやー、すばらしいとしか、いいようがありませんね。
ここ数週間、二人は別々にヨーロッパ・ツアーを行っており、7月12日に英ハイドパークで行われた「ブリティッシュ・サマータイム・フェスティバル」でも共同ヘッドライナーを務めましたが、この時二人が同じステージに立つことはありませんでした。


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二人の共演は、1994年のNYCローズランド・ボールルームでのパフォーマンス以来25年ぶりで、ディランがこの曲を演奏したのは、1976年の〈Rolling Thunder Review〉のツアー以来43年ぶりとのことですが、ヤングは1995年から2018年の間に、ウィリー・ネルソンと4度にわたって演奏しています。

とても貴重な映像をみれて、ほんとうによかったです。古き良きアメリカを感じました。





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コレット [外国映画]

 キーラ・ナイトレイ主演、キーラが美しくなって、驚きました。そういえば昔は「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出演していたのですものね。女らしさが増して、しかも独特のキリッとしたイメージはそのままです。


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 フランス文学界で最も知られている女性作家シドニー=ガブリエル・コレット(キーラ・ナイトレイ)。彼女はフランスの田舎町で生まれ育ち、14歳年上の人気作家ウィリー(ドミニク・ウェスト)と出会い、激しい恋に落ちる。やがて1893年、ウィリーと結婚したコレットは、“ベル・エポック”真っ只中のパリに移り住み、華やかな社交界で享楽的な世界に染まっていく。


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 夫ウィリーは、興行師としては才能があったが、女性関係が派手で、しかも浪費癖があった。コレットは実家の母に「そんな男とは別れたほうがいい」と言われるが、ウィリーはコレットの才能を見出し、しかも彼女の性的趣向(バイセクシャル)を認めるという、変わった所のある男だった。


 ウィリーはコレットに文才があるのを見抜き、自分の代わりに、ゴーストライターとして、コレットに小説を書かせる。すると彼女の小説『クロディーヌ』シリーズが大ヒットする。文才が開花したコレットだが、傲慢なウィリーとの波乱万丈な結婚生活やゴーストライターとしての不自由さに次第に不満が募っていく。


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 コレット(キーラ・ナイトレイ)とウィリー(ドミニク・ウェスト)


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 コレットの「クロディーヌ」シリーズの舞台化の成功に上機嫌な夫ウィリーが、テーブルの上で他の美女たちとフレンチカンカンを踊り、テンションも最高潮に達していた。しかしその足元では、コレットの手元にミッシー(デニース・ゴフ)からメッセージ入りのカードが届けられる。


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      ミッシーとコレット

 コレットは、自分を偽ることなく公然と男装をする貴族ミッシーと人生を変える出会いを果たしたのだった。


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 ウィリーは借金がかさみ、にっちもさっちもいかない状態になっていた。そこで金策のため、コレットの「クロディーヌ」シリーズの版権を売り飛ばしてしまう。そのことに気付いたコレットは、ウィリーとの離婚を決意し、今は恋人であるミッシー(デニース・ゴフ)と劇団を立ち上げ、自らが女優となって、地方巡業の旅に出るのだった。


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 コレットは女優としても成功をおさめ、著書も『シェリ』や『ジジ』などが、大作家マルセル・プルーストやアンドレ・ジッドに認められた。そして、ウィリーに版権を売られた「クロディーヌ」シリーズは、自分の手書きのノートがあったことでコレットの作と認められ、裁判に勝って、買い戻すことができたのだった。

 彼女は、ココ・シャネルに気に入られ、『ジジ』は後にブロードウェイで舞台化され、ブロードウェイ版『ジジ』のオーディションに自ら立会い、主演にオードリー・ヘプバーンを抜擢したことでも有名なのだそうだ。


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 シドニー・ガブリエル・コレットご本人の画像

 女性にとって生きにくい時代にあって、自由に自分を解放して生き抜いたコレットは、すごい女性であると思わずにいられない。平凡な私から見たら、雲の上のひとだけれど。


原題:COLETTE  監督:ウオッシュ・ウェストモアランド
出演:キーラ・ナイトレイ、 ドミニク・ウェスト、 デニース・ゴフ
2018年 イギリス/アメリカ






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フレディ・マーキュリーの未発表音源がデジタルリリース!

フレディ・マーキュリーの“Time Waits For No One”の未発表パフォーマンス映像が公開されています。


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“Time Waits For No One”は、元々フレディ・マーキュリーが1986年のミュージカル『タイム』のためにレコーディングした楽曲“Time”の未発表バージョンです。プロデュースを手掛けたのは、フレディの長年の友人であり、世界的に成功を収めているミュージシャン/シンガーソングライター兼プロデューサーのデイヴ・クラークで、40年余の月日を越えて、“Time Waits For No One”として6月20日に全世界同時デジタル・リリースされています。とにもかくにも、ご覧ください。


フレディ・マーキュリー「Time For No Body」(ソロパフォーマンス with ピアノ)
https://youtu.be/LGjt291COa0


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同楽曲のパフォーマンス映像はドミニオン劇場で4台のカメラによって3時間をかけて撮影されたもので、撮影された映像のネガと、2014年にデイヴ・クラークのドキュメンタリー番組『グラッド・オール・オーヴァー:ザ・デイヴ・クラーク・ファイヴ&ビヨンド』が制作された際に戻ってきた未現像フィルムを使って今回の映像は制作されている。
このトラックのレコーディングについてデイヴ・クラークは次のように語っている。「僕らはものすごくウマが合ったんだ……何か気に入らないことがあれば、僕はハッキリそう言ったし、彼も同じだった……お互い、目指すところが同じだったんだよ。つまり、何か特別なものを作るってことだね」
今回のバージョンはフレディ・マーキュリーの1トラック・ヴォーカルのみが入った音源を取り出し、そこにオリジナルのキーボード奏者マイク・モーランが新たにピアノ・トラックをレコーディングしたものとなっている。(以上、文章および、映像とも NME JAPANより)


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次に、公式サイトのミュージカル仕立てのパフォーマンスもどうぞ!


フレディ・マーキュリー「Time」(ミュージカル仕立てバージョン)
https://youtu.be/IA1kFkEOEqo


どちらもいいですね。ソロパフォーマンスのほうが、フレディの歌唱力のすごさがよくわかるかも。歌詞がフレディの人生を思い出させて、胸がいっぱいになりました。


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次は、フレディとデイヴ・クラークのインタビュー映像です。
https://youtu.be/ok9Mh4s8APw


英国のiNewsによると、このソロ・ヴァージョンはミュージカルのサウンドトラック・レコーディング当時、英ロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音しました。その後長年にわたって行方不明となり、失われたと思われていましたが、10年におよぶ捜索の結果、今回発見されています。

デイヴ・クラークは「アビー・ロードでリハーサルしたヴァージョンは、ピアノとフレディのみのものだった。それは魔法のようだった。鳥肌が立ったよ」「最終的に発売したヴァージョンは48人のヴォーカルが入ったものだった。フレディが歌うオリジナル・マスターテープを見つけるのに何年も費やしたよ」とコメントしています。


フレディ・マーキュリー「In My Defence」ソロバージョン
(同時期にミュージカル『タイム』のためにレコーディングしたもう1曲の歌)
https://youtu.be/44eEOAEC5z8


これで、来年1月のQueen+アダム・ランバートのコンサートがますます楽しみになりました!アダムは「Time Waits For No One」を歌ってくれるでしょうか。情報がほしいですね。




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バレエボーイズ [外国映画]

 先日、北欧映画祭が、大阪梅田阪急百貨店本店で開かれました。これを主催したのが、「キノ・イグルー」という移動映画館。2003年に有坂塁氏と渡辺順也氏が設立されました。東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、無人島などで、世界各国の映画を上映しているそうです。


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          トルゲール、       シーヴェルト、       ルーカス


 「バレエボーイズ」は、ドキュメンタリー映画で、ノルウェーのオスロでプロのバレエダンサーを目指す3人の少年を追った成長物語だ。男子にはめずらしいバレエの世界で、ひたむきにレッスンに打ち込む。


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 彼らにとっては、楽屋でふざけ合いながら3人で女の子の話や、色々なことを語り合うだけが、唯一の息抜きだった。そして、厳しい練習に耐え、お互い切磋琢磨していた。


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  3人の根城、「オペラハウス」(オペラとバレエのための建物)


 16歳になったとき、3人は進学するか、バレエをやめて他の職に就くか、迷う。学校の先生と親を交えての面談もあった。


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 ある日ルーカス1人だけが名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待受験の報をもらった。彼らは人生の分かれ道の選択を余儀なくされる。そのまま、ノルウェーに残れば、進学後の授業料は免除され、しかも他の職業への移行も認められている。

 3人とも、中産階級の至って普通の家の子供だった。ルーカスは「自分にはバレエしかない」と心に決めていたが、英国のロイヤル・バレエ団への入門の道には、多額の資金が必要だった。
 ルーカスは両親と真剣に話し合う。両親はルーカスの気持ちを知っていて「お金のことは心配するな」という。そして、ルーカスの本当に進みたい道へ行くように説得する。これがルーカスの運命を決めることになった。やはり、両親の理解と後押しは、人生において大変重要なもので、心温まる光景だった。

 けれども、他の2人にとって、ルーカスのロイヤルバレエスクール入門は、やはり複雑な心境のようだった。十代とはいえ、人生の戦いは始まっているのだなと思った。だからといって、関係が悪くなることはなかったようだが。
 トルゲールは素直にルーカスの英国行きを喜んで、祝福する。しかし「バレエを続けていると、40歳ぐらいになったら、身体がボロボロになってしまうかもしれない」 と思う。
シーヴェルトは、ルーカスが、英国バレエスクールへの入門が決まったというメールに返事をしなかった。でものちに、会ったときには祝福する。

 
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      卒業式

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      卒業公演


 他の2人はノルウェーでの進学を決める。そして、卒業式と卒業公演があり、ルーカスは仲の良い2人と離れて、ひとり英国のバレエ学校に入学する。そこではまた、厳しい練習の日々が待っていた。


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 ロンドンのバレエ学校での訓練の日々。 

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 まだノルウェーにいて、紅顔の美少年だったころ

 上の写真を比べると、ノルウェーにいたころと、ルーカスの顔が全く変わってきているのがよくわかります。大人っぽい顔に変化しています。


 この作品は、若さのもつきらめきとひたむきさ、夢や友情、葛藤と挫折そして挑戦が、バレエの躍動感あふれる映像の中にはさみ込まれた、すばらしい青春ドキュメンタリー映画でした。

 ちなみに、3人のその後ですが、ルーカスは英国ロイヤル・バレエ団で活躍中で、今は公式プロフィールがあります。シーヴェルト(中国系の子)は、アメリカのテキサスへ渡り、バレエを続けています。そして、トルゲールはノルウェーの軍隊に入隊したそうです。

 これからも彼らが、それぞれの場所で、いい人生を送ることを願ってやみません。

原題:Ballet Boys  監督:ケネス・エルヴェバック   
出演:ルーカス・ビヨルンボー・フレツロド、 シーヴェルト・ロレンツ・ガルシア、
   トルゲール・ルンド
2014年 ノルウェー





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フェルメール展(大阪天王寺美術館) [アート・カルチャー]

 今月の12日が、大阪のフェルメール展の最終日でした。朝の用を済ませ、お昼前に、長蛇の列に並ぶのを覚悟で、「大阪天王寺美術館」へ急ぎました。この美術館は「あべのハルカス」の近くにあります。少し並びましたが、すぐに入館できました。

 フェルメールは、静謐な作風と、特徴的な光の表現で知られ、世界中を魅了する17世紀オランダの画家です。本展では、そのフェルメールの作品を、同時代のオランダ絵画とともに紹介していました。まずは、同時代のオランダ絵画を紹介します。


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 「手紙を読む女」  ハブリエル・メツー 1664- 年頃 
  これは、手紙を読む女性と、その召使が描かれていて、背景の海の荒れ模様が、手紙の内容を知らしめているとのこと。


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 「人の居る裏庭」  ビーテル・デ・ホーホ  1663-1665年頃


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 「本を読む老女」  ヘラウト・ダウ     1631-1632年頃
この老女の顔や服装、装飾品が大変精密に描かれている。高価な様の衣装やアクセサリーから、老女がお金持ちであることが、想像できる。
 

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 「家族の情景」   ヤン・ステーン     1665-1675年頃


 展示されていた同時代のオランダ絵画は、ネット上にも画像がなくて、ホームページ上もこの4点しか、表示されていませんでした。色々いい絵がありました。


 そして細い通路を抜けると、フェルメールの部屋です。照明を少し落とした部屋に、作品が浮かび上がっていました。今までの部屋とは違って、絵が光を放っているように感じました。
 他のオランダ絵画は、フェルメールの絵のように、それ自体が光を放っていると感じることはありませんでした。やはりフェルメールは特別だと思います。この記事の絵の写真では、はっきりわからないかもしれませんが、人物を浮かび上がらせるような手法は、フェルメールが確立させたのだろうと思います。



 ところで、現存するフェルメール作品は35点ともいわれていますが、本展では日本初公開となる「取り持ち女」など6点が集結。西日本では過去最大規模のフェルメール展でした。では年代順に観ていきましょう。


 フェルメール作品の中で、最も大きく、最初期作のひとつ。画中ではキリストが、家事を心配するマルタをよそに、座ってキリストの教えを聞こうとするマリアを讃えている。光と影の戯れ、人物の特徴づけ、幅広で厚く絵の具をのせた筆さばき。ユトレヒト派の画家からインスピレーションを受けたと考えられる。フェルメールにはめずらしい大きなサイズや主題から、特別な依頼を受けて制作されたものと推測される。

「マルタとマリアの家のキリスト」158.5×141.5 1654 - 1655年頃 
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 次の「取り持ち女」(日本初公開)は、宗教画から風俗画への転換期に当たる重要な作品で、画面の左端に描かれた男性はフェルメールの自画像であるという説が有力だそうです。
 初期作の1つである本作は、フェルメールがはじめて描いた風俗画。女性は今まさにお客から金貨を受け取るところです。彼女を明るく照らす光、表情や手の動きなど、後にフェルメールが確立する表現の萌芽がすでに見られます。

「取り持ち女」143×130 1656年
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 薄暗い室内に一人腰掛ける女性はリュートを抱え、弦をかき鳴らす。左手でペグをつまみ、音階を整えている。遠く窓の方に視線を向ける様子は、窓越しに何かを見つめているのか、それとも耳を澄まし、音を追うことに注力しているのか。机の上には楽譜らしきものが重なるように置かれ、壁には、ときに絵の中で、愛する人が遠い彼方にいることを示唆する地図が描き込まれている。

「リュートを調弦する女」51.4×45.7    1662 - 1663年頃
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 17世紀のオランダでは郵便制度の発達に伴い手紙でのやり取りが盛んに行われました。毛皮付きの黄色い上着姿の女性は、机に向かい羽ペンを走らせている真っ最中である。ふと筆を休めた彼女は、絵の前に立つ我々を見つめるかのようにこちらに顔を向けます。穏やかな光の中で優しく微笑む女性。耳元の真珠のイヤリングに光の粒が輝く。当時、人々が憧れ、親しんだ手紙をめぐる情景を、フェルメールは美しい女性像を通じて描き出しています。 私ココは、この絵の印刷版を買いました。これに合う額を見つけなくては。

「手紙を書く女」45×39.9 1665年頃
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 「恋文」は大阪展のみの公開。後期作のひとつである本作は、部屋の手前からまるで中を覗き込むように描かれている。 明るい室内でシターンを膝に乗せ、手紙を受け取る女主人。 訳ありげな表情を浮かべる女主人に、お手伝いの女性はいたずらっぽく微笑み、どこか親しげな雰囲気がただよう。 練り込まれた構図と物語性の高さが際立つ本作は、1971年、盗難の憂き目に遭うが13日後に発見され美術館に戻されたそうです。よくぞ戻ってきてくれましたね。そうでないと、今回観られなかったのですから。

「恋文」44×38.5 1669 - 1670年頃
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 幻想のような現実を描き出すことにおいて、フェルメール作品は、他に類を見ない芸術的なレベルに到達した。描かれる人物はしばしば寡黙で動きが少なく、絵画に厳粛でミステリアスな雰囲気をもたらしている。この絵画はフェルメール後期の最も独創的な作品のひとつ。召使いの女性が窓の外を眺めている間に女主人が手紙を書いている。床には、この時代のやりとりで使われたであろう赤い封印、スティック状のシーリングワックス(封蝋)などが落ちている。

「手紙を書く婦人と召使い」71/1×60.5 1670 - 1671年頃
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 世界屈指の人気を誇る画家フェルメールですが、熱狂ぶりが始まったのは、実は近年になってのこと。フェルメールは作品点数が少ないことから、美術ファンの間でもルーベンスやレンブラントほどには知られていませんでした。世界的なブームは、1995-96年に米国ワシントンとオランダのデン・ハーグで開かれたフェルメール展に端を発します。この展覧会でフェルメール人気が一気に広まったそうです。

 やはり最終日に行けてよかったです。でなければ、次はいつまとまったものが観られるのか、わかりませんから。ラッキーで幸せな1日でした。

 (なお、絵画の解説は、美術館のホームページによります。)






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マイ・ブックショップ [外国映画]

 イギリスの文学賞ブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルドの小説をイザベル・コイシェ監督が映画化。ぜひ訪れてみたいような本屋が出てきます。もちろん架空の本屋なのですが、これはセットとして現地に建てて、内側の細かい所まで原作に忠実に創ったそうです。


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 1959年イギリスのある海岸地方の町。フローレンス(エミリー・モーティマー)は、戦争で夫をなくしたのち、二人の夢だった書店を開こうとしていた。この町には、1軒も本屋がなかったからだ。 彼女は放置されているオンボロの「オールドハウス」を買い取ったが、住民からは冷たくされる。


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 フローレンスは、ブックショップを開業する人ということで、地元の有力者夫妻のパーティーに招かれる。ガマート夫人(パトリシア・クラークソン)は、最初は本屋ができると嬉しいといっておきながら、そのオールドハウスを「芸術センターとして使いたい」と申し出る。しかし、彼女は本屋を開くゆるぎない意志を、夫人に伝えるのだった。


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 ついに、フローレンスは「オールドハウス書店」をオープンする。そこへブランディッシュ氏という老紳士から、彼女が推薦する本を送ってほしいと注文がくるのだった。ブランディッシュ氏は、古い邸宅に40年以上引きこもって本をひたすら読んでいる人だった。彼女は彼にレイ・ブラッドベリの「華氏451度」を送る。


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 ブランディッシュ氏こと、ビル・ナイ/写真の本は、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」


 本を通じてフローレンスと老紳士ブランディッシュ氏との交流がはじまる。本屋は意外と繁昌するのである。


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 そして本屋を手伝ってくれるクリスティーンという少女が現れる。フローレンスは賢い彼女を気に入って、雇うことにした。


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 そんな中、彼女をよく思わないガマート夫人(パトリシア・クラークソン)が、書店の建物と土地を、そのわがままな性格から、自らのものにしようとしていた。そして、フローレンスを窮地に追いやっていくのだった。


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 それを見ていたブランディッシュ氏は、フローレンスに、ガマート夫人に掛け会いに行くと夫人の屋敷へ向かうのである。彼は過去にガマート夫人に傷つけられたことがあり、彼女を毛嫌いしていた。老紳士は「もし映画なら、最後の場面で、ガンで(ガマート夫人を)撃ち殺したいくらいだ」などというのだった。フローレンスは、ブランディッシュ氏に心を寄せるのだが、運命は皮肉な結果をもたらした……。


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 少女クリスティーンは、とても重要な役である。最後にそれがわかって、アッと思うと同時に、納得もする。そして、クリスティーンは素敵な女性になって、「オールドハウス書店」のようなブックショップを開業するのである。


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フローレンス(エミリー・モーティマー)がオールドハウス書店で開店準備をしているところ。


 何枚かのアップした写真のように、「オールドハウス書店」はとても魅力的なブックショップです。ズラリと並んだ本の装丁の見事さに驚きました。(これは書店の内部の映像で、写真にはなかったので、表示できないのが残念!)これは、映画のためにつくったのか、それともいい本を借りてきたのか?こんな素敵な本が揃っていたら、毎日でもこの本屋に通いますね。
 
 フローレンスがブランディッシュ氏にお勧めする本が、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」。私の大好きな作家レイ・ブラッドベリの本に映画の中で出合うとは!嬉しくなりました。私が最初に読んだブラッドベリの小説は「たんぽぽのお酒」です。これは彼の半自伝的小説です。他にもファンタジーやSFなど、一時期よく読みました。
 そのほか「ロリータ」byウラジミール・ナバコフも好きです。これも映画の中では、フローレンスが大量注文する本です。この作品は、中年男が少女へ傾倒した恋をする話で、ちょっと異色の小説です。今でも「ロリータ」は魅惑的な響きを持っていて、ロリータファッションとか、ロリータコンプレックスなど、多くの派生語を産んでいます。

 フローレンスを演じたエミリー・モーティマーは、人間味のある、本への情熱を持ち続ける女性をとてもよく表現していたと思います。いい女優さんだなと思いました。

 ビル・ナイは、脇役でたくさんの作品に出ていて、色々な助演男優賞を獲得している名優だそうですが、私は今まであまり注目したことがありませんでした。でもこの作品のブランディッシュ氏ことビル・ナイは、背広をスラっと着こなしている姿も魅力的です。無骨な老紳士ながら、フローレンスへの愛情をほんの一言、二言の言葉で表現し、彼女を守ろうとする男性を演じきっていて、とてもカッコよく見えました。彼の他の作品も観てみようと思っています。


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 パトリシア・クラークソン

 有力者の嫌味な女性を演じたパトリシア・クラークソンは、とてもきれいな女優さんで、ちょっと冷たい感じが、ガマート夫人役にぴったりでした。このキャラクターがいなければ、フローレンスもブランディッシュ氏も、いい人になりえなかったでしょう。大事な役柄だと思います。

 風景の映像も美しく、またそこにはさみ込まれるアーティスティックな映像が魅力的でした。
 
 大作でもないし、手放しのハピーエンドでもないのですが、衣装も、風景も、そしてキャストや出て来る本まで私の趣味にぴったりの映画でした。大好きな料理を食べお酒を味わった後の満足感に近いように思います。皆さんもぜひ、この「オールドハウス書店」を訪ねてみられてはいかがでしょうか。

原題:THE BOOK SHOP  原作:ブックショップ by ペネロピ・フィッツジェラルド 
監督:イザベル・コイシェ  出演:エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、 
パトリシア・クラークソンetc.
2018年 スペイン/イギリス/ドイツ



ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)

ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)

  • 作者: ペネロピ フィッツジェラルド
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
  • 発売日: 2019/03/01
  • メディア: 単行本



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サクラ、桜 [日記・雑感]

大阪府北摂地方の桜です。最近、スマホに変えたので、わりあいきれいに写っていると思いました。



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新年号「令和」が万葉集からとられたので、「はじめて楽しむ万葉集」上野誠著(角川文庫)を買ってみました。この本の中から、気に入った和歌を2,3紹介しながら、桜の写真もアップいたします。


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  石走る(いわばしる)
  垂水の上の(たるみのうえの)
  さわらびの
  萌え出ずる春に(もえいずる はるに)
  なりにけるかも
   (志貴の皇子 巻8の1418)
    岩の上を、ほとばしり流れ出る 滝のほとりのわらびが
    萌えだすように天に向かって伸びていく………。
    春になった!
   
  この和歌は、「万葉集」の中でも一番人気のある歌だそうです。春が来た喜びをこれだけ
  率直に、上品に、生き生きと描いた歌は他にないからなのだそうです。これはなんとなく
  知っていました。



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  冬過ぎて
  春し来たれば(はるしきたれば)
  年月は(としつきは)
  新たなれども(あらたなれども)
  人は古り行く(ひとはふりゆく)
    (作者未詳 巻10の1994)
     冬が過ぎて
     春がやってくると、
     年月は
     新しくなるけれども……。
     人は古くなっていく……。

  一定の年齢を越えると、人は「お誕生日が嬉しくない」と思う。人は、時に年をとることを
  喜び、時にそれを嘆くという気持ちが込められている和歌です。言い得て妙だと思います。



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     忘るやと
     物語して(ものがたりして)
     心遣り(こころやり)
     過ぐせど過ぎず(すぐせどすぎず)
     なほ恋にけり
       (作者未詳 巻12の2845)
        忘れることもあろうかと
        人と世間話などをして、
        気を紛らわせて
        物思いを消し去ってしまおうとしたが……
        一層恋心は募るばかりだった……。

  恋の歌も多い万葉集。恋は一過性のもの、個人的なもの、一人一人のものである。
  しかし同時に恋の気持ちというものは、多くの人が共感する気持ちでもあることが、
  この歌からわかるとのこと。



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     我が背子を(わがせこを)
     今か今かと
     出で見れば(いでみれば)
     沫雪降れり(あわゆきふれり)
     庭もほどろに
       (作者未詳 巻10の2323)
        わたしのいい人を
        今か今かと待って、
        出てみると……。
        沫雪が降っていた。
        庭にもうっすらと。

  恋人がやってくるのではないかと思って、戸口まで駆け出してみて、見た物は雪だった。
  人を待っている女というものは、自分の神経を「待つ」ということに集中させる。それで、
  待つ女の自然を見る目が、細やかになるのだそうだ。



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 万葉集と意識して本を読んだのは初めてでしたが、この本はわかりやすく解説されています。それに、選ばれた和歌もいいものばかりでした。入門書としては最適な本だと思います。もう少し、万葉集の世界を楽しんでみたいと思いました。



はじめて楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)

はじめて楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 上野 誠
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: 文庫



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